SHIRUBE / SERVICE DESIGN

言葉で言うだけで、
HPが変わる。

しるべ HPコンソール — 「作って終わり」のHP制作を、話しかけるだけで育つHPに変える。
制作の売り切りから、月額ストックへ。

v1.9 ・ 2026年8月10日作成 ・ 第1号実証(THE S.O.S)完了時点

この事業は何か

3行でいうと

約束はひとつだけ

「HPを直したい」と思ったら、そう言えばいい。
スマホに「8月15日は臨時休業です」と打ち込むと、お知らせが増える。夏祭りの写真を放り込めば、トップが変わる。操作を覚える必要も、業者に連絡する必要も、返事を待つ必要もない。公開前に「こう表示されます」を見せて、押すか押さないかだけをお客さんが決める。

これがこのサービスの全部である。管理画面もフォームも自動デプロイも、この一文を成立させるための裏方にすぎない。売っているのは機能ではなく、「頼まなくていい状態」である。

なぜ成立するのか(3つの事実)

月2回
で1万円
更新代行の市場相場。
それが今の「普通」
約¥170
月30回言葉で更新しても
これだけの原価
1〜2分
言ってから本番反映まで
(SOSで実測)

市場は「月2回の更新で1万円、無制限なら3万円」という価格で回っている。しかもどれも「依頼して、待つ」形式。一方こちらは言葉で言うだけ・回数無制限・待ち時間ゼロを、原価200円未満で提供できる。この差が事業機会そのもの。

第1号は完成済み

THE S.O.S(弟のバンド)で全機能が本番稼働中。ライブ追加→GitHubコミット→自動ビルド→本番反映を実データで検証済み。この構成をそのままコピーして他社へ展開する。

サービス全体像

2階建ての商品構成と、3層の機能モデル

入口はひとつ。言葉で言うだけ

お客さんに「フォームで直す」と「チャットで直す」を選ばせない。窓口は常に一つ、言葉で言うだけにする。振り分けはこちらの仕事であって、お客さんに考えさせる話ではない。

① 定型と判定 → 確定処理

「8/15は臨時休業」「この写真をトップに」など。AIは意図の判定と項目の抜き出しだけを担当し、実際の書き換えは決まった処理が行う。1回1〜3円。絶対に壊れない。

② 自由な編集 → AIが下書き

「もっと明るい雰囲気に」「新メニューのページを作って」など。AIが変更案を作り、プレビューで承認を取る。1回10〜30円。

③ 安全にできない依頼 → 人へ

大規模な作り替えや判断を伴うもの。「それはこちらで承ります」と返し、しるべに通知が飛ぶ。制作案件として拾う導線にもなる。

③があるから、約束を嘘にせずに済む

「何でも言葉で言っていい」と謳う以上、AIが無理をして壊すルートを残してはいけない。できないことは正直に人へ渡す——この一本があるおかげで、入口を一つにしたまま品質を守れる。しかもそれが追加受注の入口にもなる。

商品は2階建て

1階:言葉で更新できるHP

オーナーが話しかけるだけで更新できる。公開前プレビューと1タップ復旧つき。今すぐ売れる。原価は月200円未満。

2階:AI店員つきHP

訪問者がサイト上のAIに質問でき、そのサイトのデータだけを根拠に答える。多言語対応。第2弾。

作り手側は3層で考える

お客さんから見れば「言葉で言うだけ」の一枚だが、作る側は「全顧客共通で回す部分」と「顧客ごとに設計する部分」を分けておく。ここが横展開の速度を決める。

Layer
0

土台 — 全顧客100%共通(一度作れば資産)

ログイン認証/管理画面のUI基盤/GitHub編集エンジン/自動ビルド&デプロイ/プレビュー→公開ボタンの承認ゲート/更新履歴とワンタップ復旧/利用量メーター。SOSで実装済み

Layer
1

汎用ハンドラ — ほぼ全顧客が使う

お知らせ追加/写真の差し替え・ギャラリー追加/営業時間・料金の変更。これらはUIではなく「言葉から呼ばれる処理」として実装する。お客さんはフォームの存在すら意識しない(プレビュー画面として一瞬顔を出すだけ)。業種を問わず必要になる部分で、部品として使い回す。

Layer
2

顧客別 — ここだけ個別設計する

設計の問いはただ一つ、「この商売で毎週〜毎月動くデータは何か」。それをデータ化し、専用ハンドラを1本用意する。バンドならライブ情報、不動産なら物件、飲食なら日替わりメニュー。ここを押さえるほど「言葉で言うだけ」の的中率が上がり、同時に原価が下がる。

設計の肝

「言葉で言うだけ」は看板であって、実装まで全部AIに任せるという意味ではない。依頼の8割は定型パターンに当たるので、AIには意図の判定だけをさせ、書き換えは決まった処理に流す。こうすると原価が1桁下がり、しかも出力が絶対にブレない。看板はAI、中身は堅い配管——この配分が利益率とサービス品質の両方を決める。

できること

更新の20パターン/業種別カタログ/訪問者向け機能

A. HP更新の型 — 業種を問わず存在する20パターン

営業の場で「これ、毎回業者に頼んでませんか?」と刺せるポイントの一覧。

追加系 — 最も頻度が高く、定型ルートに落としやすい

1. お知らせ/news「年末年始の営業について」を毎年メールで依頼
2. ブログ/活動報告最新記事が2年前。止まっていること自体が信用毀損
3. 写真ギャラリースマホに写真は溜まるがHPは開業時のまま
4. 実績・施工事例仕事はしているのにHP上では実績が増えない
5. お客様の声もらった感想を載せる手段がなく埋もれる
6. FAQ電話で同じ質問に何度も答えているのに反映されない
7. 資格・認証・受賞「○○認定取得」をいつまでも載せられない

変更系 — 少額だが頻度が高く、不満の源泉

8. 営業時間・定休日臨時休業がSNSにしか出せず、Googleマップと食い違う
9. 料金改定値上げ後も旧価格が残り「HPには○円と」トラブル
10. メニュー・商品入替季節メニュー、終売品が載りっぱなし
11. スタッフ入退社辞めた人が笑顔で載り続ける気まずさ
12. 基本情報移転、電話番号、代表交代、社名変更

フラグ系 — 1ビットの変更なのに業者依頼が必要という理不尽

13. 売切れ・在庫あり「在庫ありますか」の電話が鳴り続ける
14. 成約済み・満室不動産・宿・教室の「もう埋まっています」
15. 予約受付の開始/停止「今月は締め切りました」が出せない
16. 求人のオン/オフ採用してないのに応募が来る/募集中なのに求人がない

時限系 — 全業種共通の急所。「死んだHP」の直接の死因

17. イベント告知と自動失効終わったイベントが「開催予定」のまま数年
18. キャンペーンの掲出/撤去「夏の特別価格」が冬も出ている
19. 季節の差し替えトップ写真が万年冬景色、正月の挨拶が3月も
20. 緊急告知台風臨時休業・障害・訃報。一番急ぐのに一番出せない
時限系は自動化できる

SOSで実装済みの「日付が過ぎたら自動で過去欄へ落ちる」仕組みは、全業種にそのまま移植できる。オーナーは追加するだけでよく、放置しても情報が古くならない。営業では「御社のHP、期限切れの情報が残っていませんか?」の一言から入れる。

B. 業種別「毎度やってませんか?」カタログ

業種毎週〜毎月動くデータ(=Layer 2の設計対象)刺さる一言
飲食・カフェ日替わり/週替わりメニュー、臨時休業・貸切、季節メニュー最頻度の更新がHPに一切反映されていない業種
美容室・ネイルスタイル写真、スタイリスト入退社、料金メニュー、予約空き状況作品は毎日生まれているのにHPに出ない
小売・直売所・パン屋本日の入荷・焼き上がり、売切れ表示、催事出店「売切れ」を出せないだけで来店機会を損失
宿泊・ゲストハウス空室状況、季節料金、「今こんな景色です」写真道東は景色が商品。今の景色こそ最大の訴求
建設・工務店施工事例、現場レポート、完成見学会、求人、資格者数完工のたびに実績が増える仕組みがない
不動産物件追加・成約済フラグ・価格改定、オープンハウス成約済みが載ったままは信用毀損に直結
自動車整備・販売中古車在庫とSOLD、タイヤ交換予約の開始/締切、車検キャンペーン道東のタイヤ交換は季節イベント級の需要
医療・歯科・整骨院休診・代診、診療時間、予防接種の受付開始/終了休診情報こそ最頻度かつ最重要
士業・保険制度改正コラム、セミナー告知と満席表示書けば営業になるのに書く場所がない
農業・牧場採用の募集状況、今日の牧場写真、出荷・直売情報、視察受入牧場採用は通年戦。求人のオンオフが命
漁業・水産加工時化・出漁による入荷状況、季節の魚の開始/終了「今年のホッキ始まりました」が出せない
教育・保育・塾行事予定と報告、募集の開始/締切、臨時休校緊急連絡がHPで完結しない
ジム・道場クラス変更、体験会と満席、昇級・大会結果会員の実績報告は最高のコンテンツ
イベント・アーティスト公演情報と自動失効、チケット完売、メディア出演THE S.O.Sで実証済みの型
観光・道の駅・団体営業カレンダー、イベント、加盟店の増減、募集情報の締切会員向けの情報鮮度がそのまま信頼
製造・工場・運送ほぼ採用一本(募集職種のオンオフ、先輩社員の声)この業種群のHPは実質「求人票」

C. 訪問者向け機能(2階部分)

オーナー更新のために作ったJSONは、そのまま訪問者向けAIの知識源として再利用できる。オーナーが情報を更新すればAIの回答も即座に変わる。二度手間がゼロなのがこの設計の妙。

Tier A|AIなし

予約フォーム、見積シミュレーター、物件やメニューの絞り込み検索、診断コンテンツ、順番待ち表示。原価ゼロ・確実に動く。

Tier B|AI接客

「次のライブは?」「ペット可で6万以下の物件ある?」にサイトのデータだけで即答。多言語対応が自動で付くのが観光文脈で強い。

Tier C|訪問者投稿

お客様の声、写真投稿、イベント出欠、カジュアル応募。オーナーの承認ゲートを再利用して安全に受ける。

隠れた最強機能:質問ログ=顧客インサイト

訪問者がAIに聞いた内容は全部ログに残る。つまり「今月お客さんが一番聞いたのは『駐車場ありますか』でした。トップに書きましょう」という月次レポートが自動で出せる。これは地方のHPが今まで一度も持てなかったデータであり、解約防止装置として最強。SNS運用代行との相性もよい(聞かれていることがそのまま投稿ネタになる)。

仕組み

技術構成と、AIアカウントの契約構造

データの流れ

お客さんのスマホ 鍵は一切持たない Worker(しるべ) 認証・鍵保管・ログ Anthropic API しるべに従量課金 GitHub(1社1リポ) 履歴=復旧できる状態 Cloudflare Pages 本番サイト サイト訪問者 一般のお客さん 更新依頼 AI編集(任意) コミット 自動ビルド・配信 閲覧 安全装置 ・公開前プレビューの承認 ・全操作をログに記録 ・1タップで前の状態に復旧 ・AIの編集範囲を限定 ・1社1リポで完全分離

AIアカウントの契約構造(重要)

個人のClaudeサブスクは使えない

久保個人のClaude Max(月額サブスク)は「人間が自分で使う」契約であり、他社向けサービスの裏側には流用できない。サービスには console.anthropic.com で開設するしるべ名義のAnthropic APIアカウント(従量課金)を使う。APIキーはWorkerのsecretにのみ保管し、ブラウザには絶対に出さない。

お客さんから見ると、AI契約もアカウントも一切不要で、管理画面を開けばAIがいる状態になる。この「AIの調達・管理・安全運用をしるべが肩代わりしている」ことこそが、月額料金の実体である。

第1号(THE S.O.S)の実測値

項目実測備考
投稿から本番反映まで1〜2分ビルド&デプロイ自体は36秒
Workerリクエスト45/10万件・日無料枠の0.045%
ランニング原価¥0全て無料枠。v0.1はAI不使用
構築工数約1.5時間設計〜本番デプロイ〜検証まで1セッション
実装機能ライブ追加・編集・削除/SOLD OUTトグル/フライヤーのクロップ投稿/公開前プレビュー/更新履歴とワンタップ復旧

検証の過程で、URLなしの投稿でリンクが壊れる既存バグを1件発見・修正済み。「後で入力」でも壊れないことを確認した。

LINE版の設計

「言葉で言うだけ」を極限まで突き詰めた形

管理画面を開く、という手順すら消す。地方の事業者にとって最も自然な操作は、アプリを開くことではなくLINEを送ることである。「明日休みます」と送ればHPが変わり、写真を送ればトップが変わる。

会話の流れ

お客さんが送る

「明日は臨時休業です」——文章でも、写真1枚でも、チラシの画像でもよい。

AIが受け取り、変更案を作る

意図を判定し、定型なら確定処理へ、自由編集ならAIが下書きを作る(Web版と同じ3ルートをそのまま使う)。

カードで返す

「こう変わります」の要約とサムネイル、そして[公開する][やめる]の2ボタンを1枚のカードで返信する。実物を見たい人向けに[実際の見た目を見る]リンクも添える。

押したら反映

[公開する]で本番へ。1〜2分後に「公開しました」と結果が届く。押さなければ何も起きない。

承認ゲートがそのまま誤爆対策になる

LINEは会話の場なので、雑談や連絡が紛れ込むのは避けられない。しかしボタンを押すまで絶対に公開されない設計なので、事故は構造的に起きない。Web版で作った「プレビュー→承認」の思想を、そのままLINEに持ち込むだけでよい。

リッチメニューには何を置くか

フォームの置き場にしてはいけない

リッチメニューに入力フォームを並べると、「入口はひとつ」という設計思想が崩れる。入力手段が2つあると、お客さんは毎回どちらを使うか考えることになる。リッチメニューは入力の入口ではなく、ショートカットと安全装置の置き場と定義する。

置くもの(4つ・サイトごとに内容を変える)

  • 一発操作:「今すぐ臨時休業」など、その商売で最頻出の1タップ
  • 元に戻す・更新履歴:間違えたときの安心材料。目立つ場所に置くこと自体が価値
  • サイトを見る:確認導線
  • しるべに相談:AIが対応できない依頼の受け皿(=追加受注の導線)

置かないもの

  • お知らせ投稿フォーム
  • 写真差し替えフォーム
  • 営業時間変更フォーム

これらはすべて「言葉で言う」で足りる。メニューに並べた瞬間、サービスの主張が弱くなる。

アカウントは「1サイトに1つ」作る

1人が複数サイトを持つケース——バンドと店を両方やっている人、2店舗持つ社長——は例外ではなく普通に起きる。共用アカウント1つで切り替える設計も検討したが、1サイト1アカウントにするのが正解という結論に至った。

共用1アカウントだと、似たサイトで必ず事故る

美容室を2店舗持つ顧客が「パーマの料金を8,000円に変更」と送ったとする。この文章からどちらの店かを当てることは原理的に不可能である。共用アカウントで切り替え式にすると、この曖昧さを埋めるために「タブ切替」「色分け」「文脈の保持」「時間が空いたら再確認」といった仕掛けを次々に足すことになり、それでも取り違えのリスクはゼロにならない。

アカウントを分ければ、この問題は消滅する

トーク相手がそのままサイトである。「枚方メンマ HP管理」に送った言葉がメンマ以外に反映されることは、構造上ありえない。切り替えという概念自体が存在しないので、切替UIも色分けも文脈管理もまるごと不要になる。
複雑な仕組みで危険を管理するより、危険が発生しない構造にするほうが強い。

作成上限は問題にならない

論点実際
1つのLINEビジネスIDで作れる数100アカウントまで(認証済・未認証の合計)。100社に達したらビジネスIDを増やせばよい
作成の条件LINE側が特別な条件を課していない。しるべが淡々と作れる
無料枠の扱いプランはアカウントごとに独立。各アカウントに200通の無料枠が別々に付く——共用より有利
認証バッジ管理用途では未認証で十分。審査を待つ必要がない

顧客にとって何が良くなるか

名前で分かる

「◯◯ HP管理」という名前でLINEに並ぶ。開いた時点で何のトークか明らか。説明が要らない。

取り違えが起きない

2店舗持っていても、トークを開き間違えない限り事故らない。間違えたとしても相手の名前が出ている。

リッチメニューが素直

切替タブが不要になるので、4つのショートカットに全面を使える。1タップ操作が押しやすくなる。

しるべ側の手間はどうなるか

増えるのは1社あたり10分程度のアカウント作成作業だけである。プログラムは1本のままでよい——複数のアカウントからの連絡を1つの窓口で受け取り、どのアカウント宛に届いたかで自動的にサイトを判別できるので、顧客が増えてもコードは増えない。増えるのは設定情報だけ。

しるべ自身は例外

全顧客のサイトを触るしるべにとっては、botが20個並ぶのは煩雑である。運用側はWeb管理画面を使うのが正解で、LINEは顧客のための入口と割り切る。
なお、共用アカウントで検討した切替の仕組み(サイト選択・色分け)は、しるべ用の運用botを作る場合にそのまま使える設計として残しておく。

複雑な入力はどうするか

ライブ情報や物件のように項目が10個ある登録は、さすがに会話の往復では辛い。ここでの正解は「リッチメニューにフォームを置く」ではなく、AIが会話の中でフォームを差し出すことである。

差し出し方

「ライブ情報ですね。日付と会場は読み取れました。残りも入力しますか?」→[入力する]→ LINEの中でフォームが開く(LIFF)。すでに分かっている項目は入力済みの状態で表示される。
入口は最後まで一つのまま、複雑な入力だけを滑らかにフォームへ引き渡せる。

アカウント設計

顧客にアカウントを作らせない

しるべが「◯◯ HP管理」を1サイトにつき1つ作り、顧客に渡す。顧客に公式アカウントを取得させるのは手間が大きく、導入の障壁になる。管理ツールは集客用アカウントとは性質が違い、SaaSのログイン画面と同じ——提供者が用意して当然のものである。
顧客がやることは、案内されたQRコードを読んで友だち追加するだけ。1分で導入が終わる。

論点判断理由
アカウントの単位1サイトに1アカウント。しるべが作成・保有トーク相手=サイトになるので、取り違えが構造的に起きない。名前も「◯◯ HP管理」で一目瞭然
作成上限1つのLINEビジネスIDで100アカウント100社を超えたらビジネスIDを追加する。当面まったく問題にならない
どのサイト宛かの判別届いたアカウントで自動判別連絡がどのbot宛に来たかは受信時に分かる。プログラムは1本のままで済む
誰が操作できるか台帳に登録したLINEユーザーIDのみ友だち追加=更新権限にしてはいけない。未登録者には「登録済みの方専用です」と返すだけ
アカウントの発見性検索結果に表示しない設定にする友だち追加はQRコードとURLのみ。無関係な追加を減らす
複数人での運用1サイトに複数IDを登録可店長とスタッフの両方が更新できる。誰が更新したかは履歴に記録する
認証バッジ取らない(未認証で運用)管理用途では不要。審査待ちが発生しないぶん導入が速い
集客用アカウントとの関係完全に別物。顧客のOAには触れない一般客の発言に管理機能が反応する事故が構造的に起きない
解約時そのアカウントを停止するだけ他の顧客に一切影響しない
Web管理画面は残すか残すLINEは顧客の日常操作、Webはしるべの運用と棚卸し(履歴一覧、まとめ編集、初期設定)。役割が違う

拡張の余地:お店の公式LINEまで操作できるか

顧客の多くは集客用の公式アカウントも持っている。管理用botから「お客さんに一斉配信して」と言えるようにできないか——技術的にはできる。顧客の集客用アカウントの鍵を預かれば、配信もリッチメニューの差し替えも、同じ「言葉で言う→プレビュー→承認」の型でそのまま実装できる。コードは重くない。

ただし重いのは、コードではなく2点

① 配信は取り消せない。HPの更新は1タップで元に戻せるが、一斉配信は送った瞬間に終わりである。誤送信は顧客の全友だちに届き、ブロックという形で顧客の資産を削る。「間違えても戻せる」という、このサービスの安全性の根拠がここだけ成立しない。
② 顧客側のセットアップに手間がある。集客用アカウントの鍵を預かるには顧客の開発者向け画面での操作が要る。一緒にやれば15〜30分だが、QRを読むだけで終わるHP管理とは導入の重さが違う。

加えて、配信は顧客側のLINE料金が跳ねる。友だち1,000人に1回配信すれば1,000通で、無料枠200通を大きく超える。HP管理が¥0で回るのとは前提が異なる。

結論:HPコンソールには入れず、別商品にする

不可逆な操作は、可逆であることを売りにした設計とは別の箱に入れる。詳細は「隣接サービス:しるべLINEハーネス」を参照——市場相場が構築30〜100万円・月額10〜30万円と価格帯が一桁違うため、同じ料金表に載せるべきではない。

HPコンソールに含めない理由

不可逆性・導入の重さ・価格帯、いずれもHPコンソールと性質が違う。しかもHPコンソール自体がまだ1社。二兎を追うと第1号が育たない。

やるときの安全装置(設計だけ決めておく)

  • 自分だけへのテスト送信を必須にする
  • 送信先の人数を大きく表示する
  • 予約送信にして数分の取消猶予を置く
  • 1日の送信回数に上限を設ける

先にやるべき、軽くて効く隣接機能

配信ではなく「下書きを渡す」

HPを更新したら、その内容からSNS投稿の下書きも一緒に作って返す。送信はしない、下書きを渡すだけ。
これなら不可逆性がなく、原価も安く、1回の言葉から2つの成果が出る。「新メニュー出しました」と一度言えば、HPが更新され、そのままInstagramに貼れる文章が手元に残る。
しるべのSNS運用代行とも噛み合うので、お店の公式LINEを触るより、こちらを先に作るほうが費用対効果が高い。

LINE費用を¥0のまま保つ設計

完了通知の出し方だけ注意する

個別チャットへの応答メッセージは配信通数にカウントされないため、無料プラン(月200通)のままで運用できる。ただし「公開が終わりました」を後から送ると配信扱いになる——20社×月30回なら600通となり、有料プラン(月5,000円)が必要になってしまう。
そこで[公開する]を押したその瞬間に「公開しました。1〜2分で反映されます」と返す設計にする。これなら応答メッセージのままなので、何社に増えてもLINE費用は¥0のまま

技術的な飛躍はない

しるべには既にLINE連携の実装知見(milk LINEハーネス)がある。判定と編集のエンジンはWeb版と完全に共通で、変わるのは「入口」と「返し方」だけ。つまりWeb版を作りきれば、LINE版は差分実装で届く。

運用コンソール(しるべ側)

全顧客の動きが1画面に集まる、しるべのための管理画面

顧客がLINEで更新するたびに、その記録はしるべ側に集まってくる。この蓄積を1つの画面にまとめたものが運用コンソールである。顧客用の管理画面とは別に、しるべだけが見る画面を持つ。

作れる。しかも配管はもう通っている

必要なデータはすでに副産物として出ている。更新はすべてGitの履歴に残り、会話はすべてしるべのプログラムを通過する。新しく作るのは仕組みではなく「見せ方」だけ。ゼロから作る話ではない。

4つの画面

① 全社タイムライン

「誰が・いつ・どのサイトを・どう更新したか」が新着順に流れる。全顧客の動きが1本の流れとして見えるので、朝に眺めるだけで各社の温度感が分かる。

② 顧客カルテ

1社の状態をまとめた画面。更新の頻度と傾向、よく使う機能、未対応の依頼、今月の原価、契約プラン。訪問前に開けば話すことが決まる。

③ 気づきリスト 最重要

ダッシュボードを読ませるのではなく、「今、誰に何を言うべきか」をシステム側から出す。数字を眺めて考えるのは人間の仕事にしない。

④ 提案の送信と追跡

コンソールから顧客のLINEへ提案を送り、送った/返事があった/成約したまでを記録する。言いっぱなしにしない。

気づきリストの中身

システムが自動で拾い、しるべに「声をかけるきっかけ」として提示する。

検知するもの出るサインしるべの動き
30日以上更新がないそろそろ声かけどき月次レポートを添えて連絡。解約の予兆をここで潰す
同じ依頼が3回、人に回ってきた機能追加の提案どき専用ハンドラの追加を有償で提案する
更新頻度が突出して高いヘビーユーザー事例協力を依頼する。上位プランを提案する
AIが失敗した依頼が続いている取りこぼし発生判定の調整。品質保守そのもの
期限切れの情報がサイトに残っている掲載事故の予兆顧客が気づく前に先回りして知らせる。信頼が跳ね上がる瞬間
その顧客の原価が想定を超えた採算注意プランの見直しを相談する
公開が失敗した障害顧客より先に気づいて直す

最大の発見:エスカレーションログは「需要のログ」である

AIができなかったことが、そのまま売り物のリストになる

設計の③として置いた「AIが安全にできない依頼は人へ渡す」ルートは、安全装置として作ったものだった。しかし運用コンソールに集約すると、これは顧客が自分の言葉で語った"欲しいもの"の記録になる。
「予約状況を出したい」と3回言われていれば、それは機能追加の商談であり、10社から同じ声が出ていれば次に標準搭載すべき機能である。
顧客が何に困っているかを、アンケートを取らずに毎日知れる。これは営業リストであり、同時にプロダクトのロードマップでもある。

これが月額料金の意味を変える

コンソールがない場合

しるべはツールを貸しているだけになる。顧客が使わなくなっても気づけず、ある日「今月で解約します」と言われて終わる。

コンソールがある場合

しるべは顧客の発信を毎日見ている人になる。声をかけ、先回りし、提案を持っていける。月額の正体が「道具代」から「見てくれている安心」に変わる。

しるべの本業は中間支援であり、道具売りではない。この画面は、道具売りに落ちないための装置であるとも言える。

作る順番

記録は今すぐ、画面は3社目から

顧客1社ではダッシュボードに何も映らない。だから画面づくりを急ぐ意味はない。
ただし記録の設計だけはPhase 2と同時にやる必要がある。会話・判定結果・エスカレーション・原価は、その時に残しておかないと後から復元できないためである。記録は最初から取り、画面は顧客が3社を超えてから作る。

段階やること目安
Phase 2と同時記録の設計と保存(会話・判定・エスカレーション・原価・公開結果)Phase 2の作業に含める
顧客3社目①全社タイムライン ②顧客カルテ半日程度
顧客5社目③気づきリスト ④提案の送信と追跡1日程度

技術的にはSOSの管理画面と同じ型(Worker+認証)に、記録用のデータベースを足すだけで足りる。しるべにはLINE連携とデータベース運用の実績がすでにある(milk LINEハーネス)ため、新規に習得するものはない。

価格と、その根拠

市場相場・実測原価・提案価格の三点セット

1. 市場はいくら取っているか

形態相場実質的な内容
更新代行・月額(標準)10,000円/月月2回までの更新
更新代行・月額(中位)20,000円/月月5回まで
更新代行・月額(無制限)30,000円/月回数無制限。ただし依頼→作業待ちは発生
スポット依頼5,000〜10,000円/回1回ごとに見積・発注
保守込みの一般相場20,000〜50,000円/月サーバー保守等を含む
ここが勝負どころ

相場では「月2回の更新」に1万円を払っている。しかもどれも「依頼して、待つ」形式。こちらは回数無制限・待ち時間ゼロ・原価ほぼゼロで提供できる。価格を下げても利益が出て、なお顧客体験は上回る、という構造。

2. 原価はいくらか(実測ベース)

費目原価備考
Cloudflare Workers¥010万リクエスト/日まで無料。実測45件/日
Cloudflare Pages¥0月500ビルドまで無料。帯域無制限
GitHub(非公開リポジトリ+Actions)¥0Actions 2,000分/月無料。1回36秒=月100更新で60分
画像ストレージほぼ¥0リポジトリ内で完結。大量化すればR2(10GB無料)へ
言葉で更新(定型判定ルート)¥1〜3/回意図判定と項目抽出のみ。書き換えは確定処理=依頼の約8割
言葉で更新(自由編集ルート)¥10〜30/回HTML読込+差分出力。キャッシュ活用で低減可
月30回使った場合の合計約¥170定型24回+自由編集6回で試算
月100回のヘビー利用でも約¥570それでも粗利は9割近く残る
訪問者AI接客¥1〜3/回小型モデルで十分(知識源が狭いため)
顧客20件超の共通費¥750/月Workers有料プラン$5。1件あたり約¥38

3. 提案価格

ライト
3,000円/月
原価 ¥30前後 / 粗利 99%
  • 言葉で更新 月10回
  • 期限切れ情報の自動処理
  • 更新履歴とワンタップ復旧
  • 月次レポート
主力
スタンダード
6,000円/月
原価 ¥170〜570 / 粗利 90%超
  • 言葉で更新 回数無制限
  • ライトの全機能
  • 業種別データの管理(物件・メニュー等)
  • AIが対応できない依頼はしるべが直接対応
AI接客
15,000円/月
原価 ¥1,000〜2,500 / 粗利 85%超
  • スタンダードの全機能
  • 訪問者向けAIチャット(月500回)
  • 多言語対応
  • 質問ログの月次インサイト
  • 超過時はフォーム誘導に自動切替

※ 初期費用はHP制作費に同梱するか、既存HPへの後付けなら導入費30,000円程度。制作案件の受注を決める武器として、初期費を抑える判断も有効。

4. 価格の正当性をどう説明するか

比較軸一般的な更新代行しるべ HPコンソール
月額10,000円3,000〜6,000円
更新のしかたメールや電話で依頼言葉で言うだけ
更新回数月2回まで無制限
反映までの時間依頼→数日1〜2分
営業時間外の更新不可(深夜の臨時休業も自分で出せる)
間違えたとき再依頼=追加費用ワンタップで復旧
AIの契約不要(しるべが肩代わり)

5. 事業インパクト

144万円
20社×月6,000円の
年間ストック収益
90%超
粗利率
(スタンダード)
¥750
20社時点の
月間総原価
低使用率はむしろ利益に効く

チャット編集を毎週使い倒す顧客は1〜2割にとどまると見ておく。しかし売っているのは機能ではなく「頼まなくていい状態」——ジムの会員権と同じ構造で、使わない月も価値は成立する。しかも使われなければAI原価も発生しない。だからこそ、使わない顧客にも毎月価値が届く月次レポートを標準同梱するのが解約防止の要になる。

隣接サービス:しるべ LINEハーネス

公式LINEを「配るだけ」から「商売の道具」にする — 別商品として切り出す

顧客の集客用LINEを強化する話は、HPコンソールに含めず独立した商品として扱う。理由は3つある。

市場価格

項目市場相場備考
初期の構築代行30万〜100万円これが中心レンジ
月額の運用代行10万〜30万円専門業者の場合。幅は3万〜50万
構築+運用の年間総額200万〜400万円充実した内容だと400万規模
ツール利用料(Lステップ等)1万〜3万円/月上記とは別に発生する
しるべには構造的なコスト優位がある

市場の業者はLステップ等のツール利用料を顧客に転嫁したうえで構築費と運用費を取っている。しるべは自前のハーネスを既に持っている(milkで本番稼働中)ため、ツール利用料が一切乗らない。原価はCloudflareの実質¥0。
市場の3分の1以下の価格を提示しても、粗利は市場の業者より厚い。

提案価格(地方の支払い可能額に合わせる)

標準
初期構築
20〜30万円
市場相場 30〜100万円
  • ヒアリングと導線設計
  • リッチメニューの作り込み
  • 自動応答・友だち追加時の案内
  • 予約や会員証など必要な機能の実装
月額サポート
2〜3万円/月
市場相場 10〜30万円/原価ほぼ¥0
  • 配信の企画と下書き
  • 反応の分析と改善提案
  • 設定変更・軽微な機能追加
  • 不具合対応

※ 配信そのもののLINE料金は顧客の契約に発生する(友だち数に応じたプラン)。ここは代行せず、顧客が直接契約する形にして責任を分ける。

HPコンソールとの関係が、そのまま営業導線になる

安い入口が、高い本命を連れてくる

HPコンソール(月3,000〜6,000円)は入りやすい入口であり、LINEハーネス(構築20万+月2万)は本命である。そして両者は無関係ではない。
運用コンソールの気づきリストに「配信したい」「予約をLINEで受けたい」という声が溜まった顧客が、そのままLINEハーネスの商談相手になる。顧客が自分から欲しいと言った記録が残っているので、提案が売り込みにならない。
つまりHPコンソールは、LINEハーネスの営業装置でもある。

先に決めておくべきこと

月額サポートを「作業代行」にしない

この商売の失敗は、月額を取った結果毎月の配信作業まで抱え込み、久保の時間が溶けることである。LINE運用代行が月10〜30万円を取れているのは、実際にそれだけ人手がかかるからでもある。
したがって月額サポートの中身は「見て、提案する」を中心に据え、手を動かす作業は顧客側に残す。配信の下書きはAIに作らせ、送信は顧客が押す。構築は2例目以降テンプレ化して工数を落とす。ストックであって労働にしないという線をここで引いておく。

リスクと対策

技術リスク5件・事業リスク4件

技術・セキュリティリスク

リスク起きること対策状態
APIキー漏洩鍵を第三者に使い放題にされ、原価が青天井になる鍵はWorkerのsecretにのみ保管。ブラウザ側には一切出さない実装済
プロンプトインジェクションAIに不適切な内容を公開させられる①AIの編集範囲をコンテンツに限定(CSS・レイアウト骨格・スクリプトは触らせない)②公開前の人間承認 ③全編集ログ設計済
管理画面への不正ログイン他人がサイトを書き換える当面はPIN+署名付きセッション。将来はCloudflare Accessのメール認証へ移行PIN運用中
顧客間の情報混線A社の画面からB社のサイトが見える/触れる1顧客1リポジトリを厳守。構造的に他社データへ到達できない実装済
誤操作・サイト破壊お客さんが操作を誤り表示が崩れる全変更がGit履歴に残り、管理画面から1タップで復旧。「戻せる」こと自体が営業材料実装済

事業リスク

解約(使われないまま止められる)

対策は4つ。①使わなくても毎月届く月次レポート ②納品時に必ず一緒に1回更新してもらう(「これだけでいいの」の体験が定着を決める)③ヘビーユーザーには事例協力を依頼して次の営業資料にする ④運用コンソールの気づきリストで、更新が止まった顧客を検知して先に声をかける。解約は突然ではなく必ず「使われなくなる」という予兆を伴うので、そこを捕まえる。

AI原価の暴走

オーナー更新を「無制限」と謳う以上、上限がない。ただし依頼の8割が1〜3円の定型ルートに落ちるため、月100回のヘビー利用でも約570円で収まる。異常値には公平利用の条項で対応する。読めないのはむしろ訪問者チャットの方で、こちらは月間上限+超過時のフォーム誘導で必ず蓋をする。

ブランド事故(AIの誤答)

値段や条件を間違えて答えると店の信用問題。「データにあることしか答えない、なければ電話へ誘導」と厳しく縛る。自由に喋らせないのが正解。

属人化(久保しか直せない)

顧客が増えるほど運用が久保に集中する。Layer 0を完全共通化し、顧客ごとの差分を設定ファイルだけに閉じ込める。手順書と自動化で引き継ぎ可能な形を維持する。

導入の流れ

1社あたりの標準プロセス

HP制作(または既存HPの引き取り)

勝手モック営業からの受注が基本ライン。既存HPがある場合は静的サイトとして再構築する。

リポジトリ化と自動デプロイの敷設

1顧客1リポジトリを作成し、push→自動ビルド→公開の経路を通す。ここまではほぼ定型作業。

Layer 2の設計(唯一の個別作業)

ヒアリングの核心はただ一つ、「この商売で毎週〜毎月動くデータは何ですか」。それをデータ化し、言葉から呼ばれる専用ハンドラを1本用意する。ここの精度が「言葉で言うだけ」の的中率を決める。

管理画面の組み立て

Layer 0をコピーし、Layer 1の汎用ブロックとLayer 2の専用フォームを載せる。SOSの実績では、この工程が全体の大半を占める1.5時間程度。

納品と初回の成功体験

その場で一緒に1回更新してもらう。ホーム画面にアイコンを追加してもらうところまでやる。ここを省くと定着しない。

月次レポートの自動送付

更新状況・アクセス・(AI接客契約なら)質問ログを月1回届ける。使わない月にも価値を届け続ける仕掛け。

営業

トークの入口と、受注を決める瞬間

一撃目

「最後にHPを更新したのは、いつですか?」
——ほぼ全員が黙る。ここが商談の起点になる。

二の矢

「更新のたびに、いくら払って、何日待っていますか?
相場は月2回で1万円です。うちは言いたいことを言うだけ、回数無制限で6,000円、反映は2分です」

クロージング(最強の一手)

その場でスマホを取り出し、「明日は臨時休業です」と打ち込んで見せる。目の前でHPが変わる。
競合のHP制作会社は「更新は都度お見積りで…」としか言えない。この差は口頭では埋まらない。

実は入口はもう一段手前にある

「どうせ更新するならチャットで」の手前に、「どうせ作り直すなら、更新できるやつで」がある。HPリニューアル商談では必ず「で、更新はどうなるの?」と聞かれる局面が来る。チャット編集は日常的に使われる機能というより、受注を決める機能であり、解約を防ぐ保険である。

相性のよいターゲット

ロードマップ

現在地と次の一手

フェーズ内容状態
Phase 1
第1号実証
THE S.O.S — Layer 0の初鋳造。ライブ管理・プレビュー・履歴復旧まで本番稼働完了
Phase 2
看板機能の実装
最優先
しるべ名義のAnthropic APIアカウント開設 → 「言葉で言うだけ」を実装。意図判定→定型ハンドラ/自由編集/人へエスカレーションの3ルート。これが無いと看板を掲げられない。同時に運用コンソール用の記録も残し始める(後から復元できないため)
Phase 3
デモ資産化
枚方メンマへ横展開し2例目を作る(他人の実案件で動いている証拠)/プレビューを本番と同一テンプレートで描画/3社目で運用コンソール(タイムライン・顧客カルテ)を起こす予定
Phase 4
営業投入
道東テレビ・第一宅建へ展開。しるべHP制作LPを「言葉で言うだけでHPが変わる」に全振りして改訂予定
Phase 5
LINE化
管理画面すら開かず、LINEで「明日休みます」と送るだけ。設計は本書「LINE版の設計」章に確定済み。判定エンジンはWeb版と共通で、差分は入口と返し方のみ設計済
Phase 6
2階の販売
訪問者向けAI接客と月次インサイトレポートを商品化。あわせてSNS投稿の下書き自動生成(1回の言葉からHP更新+投稿文)を載せる構想
別線
しるべLINEハーネス
顧客の集客用LINEの強化。HPコンソールとは別商品(構築20〜30万+月額2〜3万)。HPコンソールの気づきリストが商談リードになる切り出し済

Phase 2の目玉になる機能

画像を放り込むだけ、も「言葉で言うだけ」の一種

フライヤーやチラシの画像を投入すると、AIが日時・会場・料金・共演者を読み取って入力済みの状態にする。入力作業そのものが消えるので、商談デモとしての破壊力が最も高い。SOSでは既に手作業運用として実績があり、それを製品化する形になる。飲食のメニュー表、不動産のマイソク、イベントのチラシ——紙やスクショで情報が回っている業種すべてに同じ形が効く。

最終形:LINEで送るだけ

管理画面を開く、という手順すら消す

地方の事業者にとって最も自然な操作は、アプリを開くことではなくLINEを送ることである。「明日休みます」と送ればHPが変わり、写真を送ればトップが変わる。しるべには既にLINE連携の実装知見(milk LINEハーネス)があり、技術的な飛躍はない。「言葉で言うだけ」を極限まで突き詰めると、専用の画面は消える。