SHIRUBE / SERVICE DESIGN

言葉で言うだけで、
HPが変わる。

しるべ HPコンソール — 「作って終わり」のHP制作を、話しかけるだけで育つHPに変える。
制作の売り切りから、月額ストックへ。

v1.1 ・ 2026年8月10日作成 ・ 第1号実証(THE S.O.S)完了時点

この事業は何か

3行でいうと

約束はひとつだけ

「HPを直したい」と思ったら、そう言えばいい。
スマホに「8月15日は臨時休業です」と打ち込むと、お知らせが増える。夏祭りの写真を放り込めば、トップが変わる。操作を覚える必要も、業者に連絡する必要も、返事を待つ必要もない。公開前に「こう表示されます」を見せて、押すか押さないかだけをお客さんが決める。

これがこのサービスの全部である。管理画面もフォームも自動デプロイも、この一文を成立させるための裏方にすぎない。売っているのは機能ではなく、「頼まなくていい状態」である。

なぜ成立するのか(3つの事実)

月2回
で1万円
更新代行の市場相場。
それが今の「普通」
約¥170
月30回言葉で更新しても
これだけの原価
1〜2分
言ってから本番反映まで
(SOSで実測)

市場は「月2回の更新で1万円、無制限なら3万円」という価格で回っている。しかもどれも「依頼して、待つ」形式。一方こちらは言葉で言うだけ・回数無制限・待ち時間ゼロを、原価200円未満で提供できる。この差が事業機会そのもの。

第1号は完成済み

THE S.O.S(弟のバンド)で全機能が本番稼働中。ライブ追加→GitHubコミット→自動ビルド→本番反映を実データで検証済み。この構成をそのままコピーして他社へ展開する。

サービス全体像

2階建ての商品構成と、3層の機能モデル

入口はひとつ。言葉で言うだけ

お客さんに「フォームで直す」と「チャットで直す」を選ばせない。窓口は常に一つ、言葉で言うだけにする。振り分けはこちらの仕事であって、お客さんに考えさせる話ではない。

① 定型と判定 → 確定処理

「8/15は臨時休業」「この写真をトップに」など。AIは意図の判定と項目の抜き出しだけを担当し、実際の書き換えは決まった処理が行う。1回1〜3円。絶対に壊れない。

② 自由な編集 → AIが下書き

「もっと明るい雰囲気に」「新メニューのページを作って」など。AIが変更案を作り、プレビューで承認を取る。1回10〜30円。

③ 安全にできない依頼 → 人へ

大規模な作り替えや判断を伴うもの。「それはこちらで承ります」と返し、しるべに通知が飛ぶ。制作案件として拾う導線にもなる。

③があるから、約束を嘘にせずに済む

「何でも言葉で言っていい」と謳う以上、AIが無理をして壊すルートを残してはいけない。できないことは正直に人へ渡す——この一本があるおかげで、入口を一つにしたまま品質を守れる。しかもそれが追加受注の入口にもなる。

商品は2階建て

1階:言葉で更新できるHP

オーナーが話しかけるだけで更新できる。公開前プレビューと1タップ復旧つき。今すぐ売れる。原価は月200円未満。

2階:AI店員つきHP

訪問者がサイト上のAIに質問でき、そのサイトのデータだけを根拠に答える。多言語対応。第2弾。

作り手側は3層で考える

お客さんから見れば「言葉で言うだけ」の一枚だが、作る側は「全顧客共通で回す部分」と「顧客ごとに設計する部分」を分けておく。ここが横展開の速度を決める。

Layer
0

土台 — 全顧客100%共通(一度作れば資産)

ログイン認証/管理画面のUI基盤/GitHub編集エンジン/自動ビルド&デプロイ/プレビュー→公開ボタンの承認ゲート/更新履歴とワンタップ復旧/利用量メーター。SOSで実装済み

Layer
1

汎用ハンドラ — ほぼ全顧客が使う

お知らせ追加/写真の差し替え・ギャラリー追加/営業時間・料金の変更。これらはUIではなく「言葉から呼ばれる処理」として実装する。お客さんはフォームの存在すら意識しない(プレビュー画面として一瞬顔を出すだけ)。業種を問わず必要になる部分で、部品として使い回す。

Layer
2

顧客別 — ここだけ個別設計する

設計の問いはただ一つ、「この商売で毎週〜毎月動くデータは何か」。それをデータ化し、専用ハンドラを1本用意する。バンドならライブ情報、不動産なら物件、飲食なら日替わりメニュー。ここを押さえるほど「言葉で言うだけ」の的中率が上がり、同時に原価が下がる。

設計の肝

「言葉で言うだけ」は看板であって、実装まで全部AIに任せるという意味ではない。依頼の8割は定型パターンに当たるので、AIには意図の判定だけをさせ、書き換えは決まった処理に流す。こうすると原価が1桁下がり、しかも出力が絶対にブレない。看板はAI、中身は堅い配管——この配分が利益率とサービス品質の両方を決める。

できること

更新の20パターン/業種別カタログ/訪問者向け機能

A. HP更新の型 — 業種を問わず存在する20パターン

営業の場で「これ、毎回業者に頼んでませんか?」と刺せるポイントの一覧。

追加系 — 最も頻度が高く、定型ルートに落としやすい

1. お知らせ/news「年末年始の営業について」を毎年メールで依頼
2. ブログ/活動報告最新記事が2年前。止まっていること自体が信用毀損
3. 写真ギャラリースマホに写真は溜まるがHPは開業時のまま
4. 実績・施工事例仕事はしているのにHP上では実績が増えない
5. お客様の声もらった感想を載せる手段がなく埋もれる
6. FAQ電話で同じ質問に何度も答えているのに反映されない
7. 資格・認証・受賞「○○認定取得」をいつまでも載せられない

変更系 — 少額だが頻度が高く、不満の源泉

8. 営業時間・定休日臨時休業がSNSにしか出せず、Googleマップと食い違う
9. 料金改定値上げ後も旧価格が残り「HPには○円と」トラブル
10. メニュー・商品入替季節メニュー、終売品が載りっぱなし
11. スタッフ入退社辞めた人が笑顔で載り続ける気まずさ
12. 基本情報移転、電話番号、代表交代、社名変更

フラグ系 — 1ビットの変更なのに業者依頼が必要という理不尽

13. 売切れ・在庫あり「在庫ありますか」の電話が鳴り続ける
14. 成約済み・満室不動産・宿・教室の「もう埋まっています」
15. 予約受付の開始/停止「今月は締め切りました」が出せない
16. 求人のオン/オフ採用してないのに応募が来る/募集中なのに求人がない

時限系 — 全業種共通の急所。「死んだHP」の直接の死因

17. イベント告知と自動失効終わったイベントが「開催予定」のまま数年
18. キャンペーンの掲出/撤去「夏の特別価格」が冬も出ている
19. 季節の差し替えトップ写真が万年冬景色、正月の挨拶が3月も
20. 緊急告知台風臨時休業・障害・訃報。一番急ぐのに一番出せない
時限系は自動化できる

SOSで実装済みの「日付が過ぎたら自動で過去欄へ落ちる」仕組みは、全業種にそのまま移植できる。オーナーは追加するだけでよく、放置しても情報が古くならない。営業では「御社のHP、期限切れの情報が残っていませんか?」の一言から入れる。

B. 業種別「毎度やってませんか?」カタログ

業種毎週〜毎月動くデータ(=Layer 2の設計対象)刺さる一言
飲食・カフェ日替わり/週替わりメニュー、臨時休業・貸切、季節メニュー最頻度の更新がHPに一切反映されていない業種
美容室・ネイルスタイル写真、スタイリスト入退社、料金メニュー、予約空き状況作品は毎日生まれているのにHPに出ない
小売・直売所・パン屋本日の入荷・焼き上がり、売切れ表示、催事出店「売切れ」を出せないだけで来店機会を損失
宿泊・ゲストハウス空室状況、季節料金、「今こんな景色です」写真道東は景色が商品。今の景色こそ最大の訴求
建設・工務店施工事例、現場レポート、完成見学会、求人、資格者数完工のたびに実績が増える仕組みがない
不動産物件追加・成約済フラグ・価格改定、オープンハウス成約済みが載ったままは信用毀損に直結
自動車整備・販売中古車在庫とSOLD、タイヤ交換予約の開始/締切、車検キャンペーン道東のタイヤ交換は季節イベント級の需要
医療・歯科・整骨院休診・代診、診療時間、予防接種の受付開始/終了休診情報こそ最頻度かつ最重要
士業・保険制度改正コラム、セミナー告知と満席表示書けば営業になるのに書く場所がない
農業・牧場採用の募集状況、今日の牧場写真、出荷・直売情報、視察受入牧場採用は通年戦。求人のオンオフが命
漁業・水産加工時化・出漁による入荷状況、季節の魚の開始/終了「今年のホッキ始まりました」が出せない
教育・保育・塾行事予定と報告、募集の開始/締切、臨時休校緊急連絡がHPで完結しない
ジム・道場クラス変更、体験会と満席、昇級・大会結果会員の実績報告は最高のコンテンツ
イベント・アーティスト公演情報と自動失効、チケット完売、メディア出演THE S.O.Sで実証済みの型
観光・道の駅・団体営業カレンダー、イベント、加盟店の増減、募集情報の締切会員向けの情報鮮度がそのまま信頼
製造・工場・運送ほぼ採用一本(募集職種のオンオフ、先輩社員の声)この業種群のHPは実質「求人票」

C. 訪問者向け機能(2階部分)

オーナー更新のために作ったJSONは、そのまま訪問者向けAIの知識源として再利用できる。オーナーが情報を更新すればAIの回答も即座に変わる。二度手間がゼロなのがこの設計の妙。

Tier A|AIなし

予約フォーム、見積シミュレーター、物件やメニューの絞り込み検索、診断コンテンツ、順番待ち表示。原価ゼロ・確実に動く。

Tier B|AI接客

「次のライブは?」「ペット可で6万以下の物件ある?」にサイトのデータだけで即答。多言語対応が自動で付くのが観光文脈で強い。

Tier C|訪問者投稿

お客様の声、写真投稿、イベント出欠、カジュアル応募。オーナーの承認ゲートを再利用して安全に受ける。

隠れた最強機能:質問ログ=顧客インサイト

訪問者がAIに聞いた内容は全部ログに残る。つまり「今月お客さんが一番聞いたのは『駐車場ありますか』でした。トップに書きましょう」という月次レポートが自動で出せる。これは地方のHPが今まで一度も持てなかったデータであり、解約防止装置として最強。SNS運用代行との相性もよい(聞かれていることがそのまま投稿ネタになる)。

仕組み

技術構成と、AIアカウントの契約構造

データの流れ

お客さんのスマホ 鍵は一切持たない Worker(しるべ) 認証・鍵保管・ログ Anthropic API しるべに従量課金 GitHub(1社1リポ) 履歴=復旧できる状態 Cloudflare Pages 本番サイト サイト訪問者 一般のお客さん 更新依頼 AI編集(任意) コミット 自動ビルド・配信 閲覧 安全装置 ・公開前プレビューの承認 ・全操作をログに記録 ・1タップで前の状態に復旧 ・AIの編集範囲を限定 ・1社1リポで完全分離

AIアカウントの契約構造(重要)

個人のClaudeサブスクは使えない

久保個人のClaude Max(月額サブスク)は「人間が自分で使う」契約であり、他社向けサービスの裏側には流用できない。サービスには console.anthropic.com で開設するしるべ名義のAnthropic APIアカウント(従量課金)を使う。APIキーはWorkerのsecretにのみ保管し、ブラウザには絶対に出さない。

お客さんから見ると、AI契約もアカウントも一切不要で、管理画面を開けばAIがいる状態になる。この「AIの調達・管理・安全運用をしるべが肩代わりしている」ことこそが、月額料金の実体である。

第1号(THE S.O.S)の実測値

項目実測備考
投稿から本番反映まで1〜2分ビルド&デプロイ自体は36秒
Workerリクエスト45/10万件・日無料枠の0.045%
ランニング原価¥0全て無料枠。v0.1はAI不使用
構築工数約1.5時間設計〜本番デプロイ〜検証まで1セッション
実装機能ライブ追加・編集・削除/SOLD OUTトグル/フライヤーのクロップ投稿/公開前プレビュー/更新履歴とワンタップ復旧

検証の過程で、URLなしの投稿でリンクが壊れる既存バグを1件発見・修正済み。「後で入力」でも壊れないことを確認した。

価格と、その根拠

市場相場・実測原価・提案価格の三点セット

1. 市場はいくら取っているか

形態相場実質的な内容
更新代行・月額(標準)10,000円/月月2回までの更新
更新代行・月額(中位)20,000円/月月5回まで
更新代行・月額(無制限)30,000円/月回数無制限。ただし依頼→作業待ちは発生
スポット依頼5,000〜10,000円/回1回ごとに見積・発注
保守込みの一般相場20,000〜50,000円/月サーバー保守等を含む
ここが勝負どころ

相場では「月2回の更新」に1万円を払っている。しかもどれも「依頼して、待つ」形式。こちらは回数無制限・待ち時間ゼロ・原価ほぼゼロで提供できる。価格を下げても利益が出て、なお顧客体験は上回る、という構造。

2. 原価はいくらか(実測ベース)

費目原価備考
Cloudflare Workers¥010万リクエスト/日まで無料。実測45件/日
Cloudflare Pages¥0月500ビルドまで無料。帯域無制限
GitHub(非公開リポジトリ+Actions)¥0Actions 2,000分/月無料。1回36秒=月100更新で60分
画像ストレージほぼ¥0リポジトリ内で完結。大量化すればR2(10GB無料)へ
言葉で更新(定型判定ルート)¥1〜3/回意図判定と項目抽出のみ。書き換えは確定処理=依頼の約8割
言葉で更新(自由編集ルート)¥10〜30/回HTML読込+差分出力。キャッシュ活用で低減可
月30回使った場合の合計約¥170定型24回+自由編集6回で試算
月100回のヘビー利用でも約¥570それでも粗利は9割近く残る
訪問者AI接客¥1〜3/回小型モデルで十分(知識源が狭いため)
顧客20件超の共通費¥750/月Workers有料プラン$5。1件あたり約¥38

3. 提案価格

ライト
3,000円/月
原価 ¥30前後 / 粗利 99%
  • 言葉で更新 月10回
  • 期限切れ情報の自動処理
  • 更新履歴とワンタップ復旧
  • 月次レポート
主力
スタンダード
6,000円/月
原価 ¥170〜570 / 粗利 90%超
  • 言葉で更新 回数無制限
  • ライトの全機能
  • 業種別データの管理(物件・メニュー等)
  • AIが対応できない依頼はしるべが直接対応
AI接客
15,000円/月
原価 ¥1,000〜2,500 / 粗利 85%超
  • スタンダードの全機能
  • 訪問者向けAIチャット(月500回)
  • 多言語対応
  • 質問ログの月次インサイト
  • 超過時はフォーム誘導に自動切替

※ 初期費用はHP制作費に同梱するか、既存HPへの後付けなら導入費30,000円程度。制作案件の受注を決める武器として、初期費を抑える判断も有効。

4. 価格の正当性をどう説明するか

比較軸一般的な更新代行しるべ HPコンソール
月額10,000円3,000〜6,000円
更新のしかたメールや電話で依頼言葉で言うだけ
更新回数月2回まで無制限
反映までの時間依頼→数日1〜2分
営業時間外の更新不可(深夜の臨時休業も自分で出せる)
間違えたとき再依頼=追加費用ワンタップで復旧
AIの契約不要(しるべが肩代わり)

5. 事業インパクト

144万円
20社×月6,000円の
年間ストック収益
90%超
粗利率
(スタンダード)
¥750
20社時点の
月間総原価
低使用率はむしろ利益に効く

チャット編集を毎週使い倒す顧客は1〜2割にとどまると見ておく。しかし売っているのは機能ではなく「頼まなくていい状態」——ジムの会員権と同じ構造で、使わない月も価値は成立する。しかも使われなければAI原価も発生しない。だからこそ、使わない顧客にも毎月価値が届く月次レポートを標準同梱するのが解約防止の要になる。

リスクと対策

技術リスク5件・事業リスク4件

技術・セキュリティリスク

リスク起きること対策状態
APIキー漏洩鍵を第三者に使い放題にされ、原価が青天井になる鍵はWorkerのsecretにのみ保管。ブラウザ側には一切出さない実装済
プロンプトインジェクションAIに不適切な内容を公開させられる①AIの編集範囲をコンテンツに限定(CSS・レイアウト骨格・スクリプトは触らせない)②公開前の人間承認 ③全編集ログ設計済
管理画面への不正ログイン他人がサイトを書き換える当面はPIN+署名付きセッション。将来はCloudflare Accessのメール認証へ移行PIN運用中
顧客間の情報混線A社の画面からB社のサイトが見える/触れる1顧客1リポジトリを厳守。構造的に他社データへ到達できない実装済
誤操作・サイト破壊お客さんが操作を誤り表示が崩れる全変更がGit履歴に残り、管理画面から1タップで復旧。「戻せる」こと自体が営業材料実装済

事業リスク

解約(使われないまま止められる)

対策は3つ。①使わなくても毎月届く月次レポート ②納品時に必ず一緒に1回更新してもらう(「これだけでいいの」の体験が定着を決める)③ヘビーユーザーには事例協力を依頼して次の営業資料にする。

AI原価の暴走

オーナー更新を「無制限」と謳う以上、上限がない。ただし依頼の8割が1〜3円の定型ルートに落ちるため、月100回のヘビー利用でも約570円で収まる。異常値には公平利用の条項で対応する。読めないのはむしろ訪問者チャットの方で、こちらは月間上限+超過時のフォーム誘導で必ず蓋をする。

ブランド事故(AIの誤答)

値段や条件を間違えて答えると店の信用問題。「データにあることしか答えない、なければ電話へ誘導」と厳しく縛る。自由に喋らせないのが正解。

属人化(久保しか直せない)

顧客が増えるほど運用が久保に集中する。Layer 0を完全共通化し、顧客ごとの差分を設定ファイルだけに閉じ込める。手順書と自動化で引き継ぎ可能な形を維持する。

導入の流れ

1社あたりの標準プロセス

HP制作(または既存HPの引き取り)

勝手モック営業からの受注が基本ライン。既存HPがある場合は静的サイトとして再構築する。

リポジトリ化と自動デプロイの敷設

1顧客1リポジトリを作成し、push→自動ビルド→公開の経路を通す。ここまではほぼ定型作業。

Layer 2の設計(唯一の個別作業)

ヒアリングの核心はただ一つ、「この商売で毎週〜毎月動くデータは何ですか」。それをデータ化し、言葉から呼ばれる専用ハンドラを1本用意する。ここの精度が「言葉で言うだけ」の的中率を決める。

管理画面の組み立て

Layer 0をコピーし、Layer 1の汎用ブロックとLayer 2の専用フォームを載せる。SOSの実績では、この工程が全体の大半を占める1.5時間程度。

納品と初回の成功体験

その場で一緒に1回更新してもらう。ホーム画面にアイコンを追加してもらうところまでやる。ここを省くと定着しない。

月次レポートの自動送付

更新状況・アクセス・(AI接客契約なら)質問ログを月1回届ける。使わない月にも価値を届け続ける仕掛け。

営業

トークの入口と、受注を決める瞬間

一撃目

「最後にHPを更新したのは、いつですか?」
——ほぼ全員が黙る。ここが商談の起点になる。

二の矢

「更新のたびに、いくら払って、何日待っていますか?
相場は月2回で1万円です。うちは言いたいことを言うだけ、回数無制限で6,000円、反映は2分です」

クロージング(最強の一手)

その場でスマホを取り出し、「明日は臨時休業です」と打ち込んで見せる。目の前でHPが変わる。
競合のHP制作会社は「更新は都度お見積りで…」としか言えない。この差は口頭では埋まらない。

実は入口はもう一段手前にある

「どうせ更新するならチャットで」の手前に、「どうせ作り直すなら、更新できるやつで」がある。HPリニューアル商談では必ず「で、更新はどうなるの?」と聞かれる局面が来る。チャット編集は日常的に使われる機能というより、受注を決める機能であり、解約を防ぐ保険である。

相性のよいターゲット

ロードマップ

現在地と次の一手

フェーズ内容状態
Phase 1
第1号実証
THE S.O.S — Layer 0の初鋳造。ライブ管理・プレビュー・履歴復旧まで本番稼働完了
Phase 2
看板機能の実装
最優先
しるべ名義のAnthropic APIアカウント開設 → 「言葉で言うだけ」を実装。意図判定→定型ハンドラ/自由編集/人へエスカレーションの3ルート。これが無いと看板を掲げられない
Phase 3
デモ資産化
枚方メンマへ横展開し2例目を作る(他人の実案件で動いている証拠)/プレビューを本番と同一テンプレートで描画予定
Phase 4
営業投入
道東テレビ・第一宅建へ展開。しるべHP制作LPを「言葉で言うだけでHPが変わる」に全振りして改訂予定
Phase 5
LINE化
管理画面すら開かず、LINEで「明日休みます」と送るだけ。地方の事業者にとっての最終形構想
Phase 6
2階の販売
訪問者向けAI接客と月次インサイトレポートを商品化構想

Phase 2の目玉になる機能

画像を放り込むだけ、も「言葉で言うだけ」の一種

フライヤーやチラシの画像を投入すると、AIが日時・会場・料金・共演者を読み取って入力済みの状態にする。入力作業そのものが消えるので、商談デモとしての破壊力が最も高い。SOSでは既に手作業運用として実績があり、それを製品化する形になる。飲食のメニュー表、不動産のマイソク、イベントのチラシ——紙やスクショで情報が回っている業種すべてに同じ形が効く。

最終形:LINEで送るだけ

管理画面を開く、という手順すら消す

地方の事業者にとって最も自然な操作は、アプリを開くことではなくLINEを送ることである。「明日休みます」と送ればHPが変わり、写真を送ればトップが変わる。しるべには既にLINE連携の実装知見(milk LINEハーネス)があり、技術的な飛躍はない。「言葉で言うだけ」を極限まで突き詰めると、専用の画面は消える。